スマートグリッドで効率的なエネルギー社会 2

従来の大規模集中電源では、需要のピークに備えた電源を作る必要があるため、設備コストは非常に大きなものになります。需要のピークは、エアコンが一斉に稼働する猛暑の数日間など、年間のうちでも限られた期間です。そのための発電設備 ‥‥

スマートグリッドで効率的なエネルギー社会 1

エネルギー社会の姿が大きく変わろうとしています。自然エネルギーなどの多様なエネルギーが登場し、既存の電力を含めてエネルギー全体をネットワーク化するシステムづくりが始まっています。その突破口となるのは、スマートグリッドの構 ‥‥

蓄電池で自然エネルギーを蓄える 2

自然エネルギーのそうした不安定さを抑制するためには、現在は、火力発電や水力発電などによって、自然エネルギーの電力を調整しています。電気は貯めておくことができないので、需要と供給を常にバランスさせる必要があるからです。そう ‥‥

蓄電池で自然エネルギーを蓄える 1

太陽光発電や風力発電など、自然エネルギーによる発電システムが普及していますが、自然エネルギー発電導入の最大の課題は、出力が不安定なことです。太陽光発電は、お天気のよい日には、大いに働いてくれますが、雨の日や曇りの日には、 ‥‥

多種多様な自然エネルギーを活かす 4

日本の自然エネルギー資源として見逃すことのできないものに、地熱資源があります。火山の多い日本では、地熱資源が極めて豊富です。国内に温泉地の多いこともその理由になっています。地熱を利用した、地熱発電の技術は日本は世界一と言 ‥‥

多種多様な自然エネルギーを活かす 3

将来の日本は、資源に乏しいどころか、エネルギー資源のきわめて豊かな国に変貌をとげるでしょう。水資源以外のエネルギー資源としては、日本にはバイオマス資源が豊富です。バイオマスは植物などの生物起源の資源であり、二酸化炭素を排 ‥‥

多種多様な自然エネルギーを活かす 2

最近、新たに注目されているのは、小水力の開発です。小さな河川や農業用水路などを利用した水力発電です。高性能で効率のよい発電機が開発されているので、少しの流れでも発電が可能となっています。次世代エネルギーとしては、水素エネ ‥‥

多種多様な自然エネルギーを活かす 1

日本は長い間、エネルギー資源の乏しい国といわれてきました。確かに、石油や石炭、天然ガスなどの化石燃料資源は乏しいかもしれません。しかし、太陽エネルギー、風力エネルギー、さらには豊かな水資源、森林資源など、自然の資源は実に ‥‥

自然エネルギーをもっと拡大するために

自然エネルギーの導入が世界的に進んでいます。日本でも、東日本大震災による原子力発電事故で、太陽光発電や風力発電などの自然エネルギーの導入が急がれています。とはいえ、自然エネルギーの導入拡大には、さまざまな課題もあります。 ‥‥

外国と日本のエネルギー政策の違い 3

海外諸国の動きをみると、日本と良く似ているのはデンマークです。70年代当時、デンマークのエネルギー自給率はわずか2%。国内のエネルギー消費量の9割以上を輸入原油に頼っていました。しかし、石油ショックによって、エネルギーを ‥‥