熱効率のよい鍋を選ぶ

毎日の調理で欠かせないのが、鍋です。鍋やお湯を沸かすやかんは、できるだけ熱効率のよいものを使うことが、省エネに役立ちます。鍋は、底の広いものを選びましょう。底が広いとそれだけ熱を受ける範囲が広くなるので、ガスコンロなどの火熱を十分活かすことができます。

鍋底の素材や形状も、熱を伝えやすいものが、いろいろ登場しています。底に銅のコイルを巻いてあるやかんや、底面がフィン(ひれ)型になった鍋も出回っています。どちらも、加熱の時間が短くて済みます。鍋の材質には、熱伝導率の高い銅やアルミ、チタンなどがありますが、逆に、保温性が悪いので、余熱を活かした料理には向きません。省エネ性能の点では、圧力鍋がおすすめです。

圧力鍋は、圧力をかけることによって高温を作り出すので、普通の鍋よりも調理時間を短縮することが可能です。また、高温調理によって、食材を内部まで柔らかくすることができるので、調理する食材のレパートリーが広がります。

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