使用量に応じた料金は、一定の使用量ごとに3段階の単価に分かれています。これは、節電、省エネを促す施策として設けられた制度です。最も少ない使用量の範囲では、kW当り単価が安く、使用量が多い範囲では単価が高くなる仕組みです。つまり、節電を徹底して、使用する電力量を抑えたご家庭では、単価が安くなり、あまり節電しなかったご家庭では、単価が高くなる、というわけです。
節電すればするほど、電気料金がお安くなる仕組みです。電力消費量は電気の大きさ(W)に、使った時間(h)を掛け合わせて計算します。仮に500Whと表示されていれば、500Wの大きさの電気ストーブを1時間使用したという計算です。節電のコツは、電力料金の単価が安くなることを考えてできるだけ使用量を抑えることです。また、家族構成や一人ひとりの電気消費量の変化を考えて、アンペア数を落とす(アンペアダウンする)ことも大事です。