電気料金の仕組みを知ろう 1

毎月の電気料金は、電力会社から送られくる検針票で知ることができますが、電気料金の仕組みをある程度知っておくことは、節電にも大切です。電気料金は、アンペア数に応じて課せられる基本料金と、使用量に応じてかけられる料金との2段構成になっています。

一般のご家庭ですと、アンペアは、10〜50アンペアを設定されているところが多いと思われます。アンペアは電気の流れ、つまり電流の大きさを示す値で、ご家庭で使う電気の最大量を想定して設定します。1アンペアは約100Wですから、仮に30Aのご家庭の場合、1度に3000Wまでの電気を使うことができます。エアコンだと、同時に5〜6台を使用した場合の値になるでしょう。しかし、エアコン以外にも、家電製品を使っていますので、5〜6台も1度に使えば、ブレーカーが落ちてしまいます。それぞれのご家庭の電気使用量をよく見極め、少し余裕を持ったアンペア数を設定する必要があります。

途中でアンペア数を変えることもできますので、電力会社に相談してみましょう。基本料金はこのアンペア数に応じて、決まった額が設けられています。

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