加湿器は省エネタイプを選びたい

冬は、暖房で室内を暖めますが、その時、湿度を高めることが大事です。エアコンの暖房では、どうしても、部屋が乾燥しがちです。湿度があると、室内の温度が同じでも、体感的には温かく感じられます。湿度を高めるためには、濡れタオルを掛けたり、植物を置くなどの自然の形が望ましいのですが、自然の加湿だけで補いきれないときは、加湿器を使うケースも増えています。

加湿器は、大きく分けて、スチーム式、気化式、超音波式、ハイブリッド式の4つのタイプがあります。それぞれに特徴がありますが、省エネ性を考えると、気化式に軍配が上がります。気化式は、フィルターに水を含ませ、そこに風を送って水を蒸発させる方式です。スチーム式は、ヒーターで水を沸騰させ、水蒸気を作るやり方ですので、ヒーターで加熱する分、電気を多く使います。

気化式の加湿器は、スチーム式の加湿器に比べ、消費電力はおよそ10分の1とされています。ただし、加湿のしすぎは結露の原因にもなります。快適な部屋の湿度は、40〜60%が目安ですから、加湿の加減に注意しましょう。

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