電気ヒーターなどの熱器具は、消費電力量が多いといわれます。というのも、もともと電気は、火力発電で燃料を燃やして蒸気を作り、それによってタービンを回して電気エネルギーを作っています。つまり、熱エネルギーを電気エネルギーに変換して電気を作っているのです。
したがって、家庭の送られた電気を、再び熱エネルギーに変えて使うのは、とても無駄が多いのです。とはいえ、電気を熱エネルギーに変える電気ストーブ、トースター、電気こたつ、ホットカーペットなどのヒーターを使った家電製品は、電気をたくさん消費します。そのため、できるだけ、使う時間を短くするか、あるいは、温度設定を低くするなどの注意が必要です。
熱源にヒーターを用いる製品は、このほかにも炊飯器、ドライヤーなど数多くあります。これらの製品は、多くのエネルギーを使っていることを念頭におきましょう。