一石三鳥の緑のカーテン

マンションなどでは、ベランダに鉢植えやちょっとした野菜などを植えて楽しむ人が増えています。植物を育てる楽しみや季節を感じる効用など、人によってその楽しみ方はさまざまです。そんな中で、夏の冷房効果を高める工夫の一つとして「緑のカーテン」が普及しています。植物の葉を窓の外に茂らせ、カーテン代わり利用する工夫です。

例えば、ゴーヤときゅうり。準備するものは、プランターと土、肥料、苗、それに園芸用ネットです。夏の間は1階のデッキから、2階まで、窓を覆うほどにそれらの野菜が生育し、窓を覆って日差しをさえぎります。外から見ると、いかにも涼しげな「緑のカーテン」になります。

緑のカーテンで涼しくなるというのは、日差しをさえぎるだけでなく、葉の蒸散作用によって、周囲の温度を涼しく保つからです。冷房効果だけではありません。収穫も楽しめます。さらに植物を見て楽しむ、癒しの効果も期待できます。緑のカーテンは一石三鳥の効果があるといえます。

コメントは受け付けていません。