家族の入浴が終わったら、お風呂のお湯を流していないでしょうか。お風呂の残り湯は、無駄にせず、洗濯やお掃除、散水などに利用したいものです。ニットなどのデリケートな衣類を洗うときは、ぬるま湯が適しています。下着や靴下なども、水で洗うよりもきれいに汚れが落ちます。すすぎにきれいな水を使えば、お湯の汚れもそれほど気になりません。
汚れのひどい衣類やスニーカーなども、残り湯を使ってつけ置き洗いをすると、汚れが楽に落ちます。昔よく用いられた木製の洗濯板で、部分洗いすると汚れが効果的に落ちます。最近の洗濯機には、お風呂ポンプの付いたものが多いので、残り湯の利用は面倒ではありません。ポンプがない場合は、ホームセンターなどで低価格で売られています。
断水時には、お風呂ポンプを使って、お風呂の残り湯をトイレの水タンクに入れて使うこともできます。残り湯にはいろいろな利用法があるので、入浴だけで捨ててしまうのは大変もったいないことです。