部屋に観葉植物を飾って楽しむご家庭も多いようです。この観葉植物は、見て楽しんだり、室内に潤いを与えると言う効果だけではありません。観葉植物には、汚染物質を吸収し、空気を浄化する作用があるのです。最近の住宅は、機密性が高いので、ときどき窓を開けるなどの換気をしないと、空気が汚れがちです。そのため空気清浄機を置くご家庭が多いようです。

しかし、空気清浄機も電気を消費します。省エネを心がけ、しかも、見た目にも、癒しの効果を期待できる、観葉植物は、実用的にも重宝します。観葉植物の中には、ホルムアルデヒドやトルエン、キシレンなどの有害物質を減少させる効果のあるものもあります。減少効果の高いものとしては、「オリズルラン」「ドラセナ・フラグランス（幸福の木）」「ベンジャミン」「ポトス」などがあります。これらの観葉植物は、有害物質を葉から吸収し、根に運んで、共生する微生物が分解してくれるのです。