災害時に活躍する自然エネルギー

災害などでライフラインが止まった場合、太陽光発電システムなどの自然エネルギーが活躍してくれます。発電所から送られてくる電力のように、送電線がなくても、システムを設置するだけで発電できます。都市ガスのように導管がなくても、太陽熱温水器や、木質バイオマスストーブなどは、その場で、熱を作ってくれます。

東日本大震災の被災地では、ライフラインが復旧するまでの間、太陽光発電や木質バイオマスストーブが人々の生活を守りました。

8つのNPO団体や研究機関が参加する「つながり ぬくもりプロジェクト」では、避難所や仮設住宅に「太陽光発電パネル」を設置した他、「移動式薪ボイラ」で、お風呂を沸かしました。薪ボイラには、がれきの中から取り出した廃材を燃やしました。NPO法人「そらべあ基金」でも、太陽電池を搭載した「ソーラーパワートラック」で、被災地の人達に電気を供給しました。災害時には、自然エネルギーは貴重な存在です。

●Information
つながり・ぬくもりプロジェクト 東北
NPO法人 そらべあ基金

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