省エネクッキングの原則

一つの料理を作るには、さまざまプロセスを経ます。簡単の料理はそうでもありませんが、ご馳走を作ったり、お客様をもてなす料理の場合は、かなりのプロセスを必要とし、手間ひまもかかります。それだけに、それぞれのプロセスでのちょっとした工夫や、心がけが、意外に大きい省エネ効果を生みます。省エネは小さな努力の積み重ねが大切です。

少ないエネルギーで、おいしい料理を作るためには、いくつかの基本があります。エネルギー効率のよい料理の作り方です。例えば、鍋の使い方です。鍋をガスコンロにかけるときは、ふたをします。それだけでガスの消費量を2割減らせます。落しぶたも大切なポイントです。煮込み料理で使うと、味もしみこみやすくなり、早く火が通ります。

鍋を火にかけるときは、水滴が付いていないか確かめます。底についた焦げや汚れもできるだけきれいにふき取っておきます。それだけで火の通りが違ってきます。ガスの炎は鍋底からはみ出さないようにしまう。余熱を利用すると、煮物に味がしみこんで、よりおいしくなります。

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