冬は湿度を高める工夫を

冬は湿度が低いため、どうしても室内が乾燥しがちです。エアコンで暖房すると、湿度がさらに下がります。加湿器を置いて湿度を高めるご家庭も多いようですが、より手軽に、節電しながら部屋の湿度を上げる工夫をしたいものです。

その方法の一つとして、部屋に生け花や観葉植物などの植物を置くと効果があります。外に出していた鉢植えなどを冬場に部屋に取り入れるのもよいでしょう。植物は根から水を吸って、葉から蒸発させる「蒸散作用」の働きがあります。そのため、部屋の湿度が上がり、空気を和らげてくれます。さらに効果的なのは、霧吹きなどで毎日「葉水(はみず)」をすると、蒸散作用がより活発になります。

植物でなく、洗濯物を部屋干ししても湿度が上がります。タオルハンガーに何枚もかければ、より湿度が高まり、冬の乾燥を防ぐことができます。電気製品に頼る前に工夫をしてみましょう。

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