旬の食材で健康を維持

食事には、旬の食材を取り入れると健康によいといわれます。旬の食材は夏、冬などそれぞれの季節ごとに収穫されるもので、食卓に並ぶと季節感を味わえます。旬の食材にはそうした季節感を取り入れる効果のほかにも、実は、身体を温めたり、冷やしたりする、保温、保冷効果もあるのです。

身体を温める食材には、ねぎ、かぼちゃ、大根、かぶなどの根菜類があります。これらはいずれも冬に収穫されます。つまり、冬にとれる食材は、人の身体を温めてくれる働きがあるのです。夏の食材では、きゅうり、トマト、レモンなどがありますが、これらの野菜は、身体を冷やす働きがあります。そうした保温、保冷効果のある野菜を季節ごとに食べると、健康維持に効果があるだけでなく、冷暖房など電気消費量を抑えることにもつながります。

寒い冬にはそうした旬の食材をふんだんに使った鍋料理を囲めば、家族の団らんにも役立ちます。夏には、はちみつにレモンをくわえた冷たい紅茶は、清涼感を増してくれます。

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