蚊帳の利用や寝る場所を変えてみる

熱帯夜が続くと、何とか寝苦しさから逃れたいと言う気持ちになります。そんな時には、寝室を代えたり、涼しい場所に移動するのも一つの手かもしれません。寝室を替えるといっても狭い日本の住宅では、選択の範囲もそれほど多くありませんが、例えば、風の通る廊下や、2階の寝室から1階の部屋に寝床を移すなどが考えられます。2階はどうしても太陽の輻射熱の影響で昼間の温められた空気が夜まで残ります。そのため、寝苦しさをより強く感じます。

もし、地下室のある家であれば、そこに寝る場所を移せばより効果てきです。地下は、地上に比べ温度が低くなります。部屋を代えるのが難しい場合は、窓を開け放ち、蚊帳を吊るのがおすすめです。蚊帳は、風通しがとてもよい上、虫などが入るのを防いでくれます。

地方の家などでは、現在でも蚊帳を用いるところがあります。蒸し暑く湿気の多い日本の風土にマッチした昔からの暮らしの知恵といってよいでしょう。

コメントは受け付けていません。