身体のクールスポットを冷やすと、効果が高まる

夏の厳しい暑さの時期、エアコンの温度設定を極端に低くしなくても、涼しさを得ることができます。身体の「クールスポット」を重点的に冷やす方法です。クールスポットは、血液の流れの多い首、手首などですが、それ以外にも、肘(ひじ)の内側やひざの裏、足の甲、足首、太ももの付け根、こめかみなどがあります。熱中症にかかりやすいときにも、これらの場所を部分的に冷やすと、効果が得られます。

家の中で過ごすときには、バンダナや手ぬぐいを濡らして、小さな保冷剤などを首に巻くとよいでしょう。冷たすぎると感じるときはタオルなどを使うようにして、調節します。最近では、保冷剤の入るポケット付きのバンダナや、「高分子吸水ポリマー」のような冷却効果のあるバンダナなども売られています。

さらに、風邪をひいて熱が出た場合、子供に「冷却シート」を頭に貼りますが、それを、首の後ろに貼るのも効果的です。このように、クールスポットを部分的に冷やすだけで体全体が涼しく感じられ、冷涼感を得ることができます。

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