屋根を活かしてソーラー発電 1

屋根の上に、ソーラーパネルを設置して太陽光発電を行っている住宅が増えてきました。発電した電気は、家庭で使う他、余った分は余剰電力として電力会社に買い取ってもらうこともできます。自分の家が、発電所になり、環境にやさしいエネルギーを使っている満足感から、普及が進んできました。日本の平均的な家庭での1年間の電力消費量は、約4700kWとされています。仮に、屋根に3kWのソーラーシステムを設置した場合、年間発電量は約3000kWhとなりますので、約6割程度の電気をソーラーシステムで賄うことができます。

足りない分は電力会社から通常通り、買う必要があります。それでもかなりの部分をソーラーシステムで賄えるので、大きなメリットがあります。余剰電力は平成25年度の場合、1KWh当り38円で電力会社が買い取ってくれます。この単価は、毎年見直され、太陽光発電の普及状況や電気料金の動向に合わせてきめられます。電力会社の買取費用は、電力料金に賦課金の形で上乗せされ、電力消費者の負担となります。

これは、太陽光発電などの再生可能エネルギーの普及を後押しするために、国が制定した制度で、固定価格買取制度と呼ばれています。国民全体で再生可能エネルギーの導入を促進しようと言う狙いからです。

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